語り伝えたい日本のむかしばなし」の2冊目。 美しくリズミカルな日本語と渾身の力を込めた絵とが 見事に響きあって、民話の世界を現代に蘇らせた絵本。 変わることのない人生の真実や機微を、 さりげなく教えてくれます。
『つるのよめさま』 松谷 みよ子(文) 鈴木 まもる(絵)
定価 (本体1,400円+税) A4変型判(26×21㎝)/32P. オールカラー ISBN978-4-902528-38-1 初版:2011年4月 読者対象:3歳〜
ー著者紹介ー 松谷 みよ子(まつたに みよこ)・文 1926年、東京都に生まれる。作家。松谷みよ子民話研究室を主宰し、民話採集を精力的に行っている。 『龍の子太郎』で「国際アンデルセン賞」優良賞、『ちいさいモモちゃん』で「野間児童文芸賞」、『あの世からの火』で「小学館文学賞」を受賞。 他に『いないいないばあ』をはじめとする「松谷みよ子のあかちゃんの本」シリーズ、小社刊の『ももうりとのさま』(「語り伝えたい日本のむかしばなし」第1巻)など、たくさんの作品がある。