つるのよめさま
語り伝えたい日本のむかしばなし」の2冊目。美しくリズミカルな日本語と渾身の力を込めた絵とが見事に響きあって、民話の世界を現代に蘇らせた絵本。変わることのない人生の真実や機微を、さりげなく教えてくれます。
ぶん | 松谷みよ子(マツタニミヨコ) |
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え | 鈴木まもる(スズキマモル) |
発売日 | 2011年3月 |
ページ数 | 32 ページ |
定価 | 1400円(+税) |
判型 | A4変型判 |
ISBN | 978-4-902528-38-1 |
~著者紹介~
松谷 みよ子(まつたに みよこ)・文
1926年、東京都に生まれる。作家。松谷みよ子民話研究室を主宰し、民話採集を精力的に行っている。
『龍の子太郎』で「国際アンデルセン賞」優良賞、『ちいさいモモちゃん』で「野間児童文芸賞」、『あの世からの火』で「小学館文学賞」を受賞。
他に『いないいないばあ』をはじめとする「松谷みよ子のあかちゃんの本」シリーズ、小社刊の『ももうりとのさま』(「語り伝えたい日本のむかしばなし」第1巻)など、たくさんの作品がある。
鈴木 まもる(すずき まもる)・絵
1952年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。
『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞を受賞。
作品に『鳥の巣の本』など。鳥の巣研究者としても活躍中。
小社刊の絵本に、『ちいさい いすの はなし』『りんごの おじさん』『かえっておいで アホウドリ』がある。