ちいさいいすのはなし
ちいさいいすは おとこのこと なかよしでした。 おやつをたべるときも いっしょ。えほんをみるときも いっしょ。たのしいときは いっしょにわらい、しかられたときは なぐさめてあげて。でも、あるひ、おとこのこは いったのです。「おかあさん、このいす、いらないよ。 もう、すわれないもん」 ほんとうにたいせつなもの、ほんとうにたいせつなことに気づかせてくれる絵本。感動が感動を呼んで、今、幅広い読者に最も読まれている絵本の一冊です。
ぶん | 竹下文子(タケシタフミコ) |
---|---|
え | 鈴木まもる(スズキマモル) |
発売日 | 2006年12月 |
ページ数 | 32 ページ |
定価 | 1280円(+税) |
判型 | B5判 |
ISBN | 978-4-902528-16-9 |
推薦
●日本図書館協会選定図書
●全国学校図書館協議会選定図書
●日本子どもの本研究会選定図書
~著者紹介~
竹下 文子(たけした ふみこ)・文
1957年、福岡県に生まれる。東京学芸大学卒業。
『黒ねこサンゴロウ』シリーズで「路傍の石幼少年文学賞」受賞。
鈴木まもる氏とのコンビによる絵本に、『かえっておいでアホウドリ』『りんごのおじさん』、他に『『こねこのえんそく はるののはら』『こねこのえんそく あきのもり』(以上、小社刊)、
『ピン・ポン・バス』『せんろはつづく』他がある。
鈴木 まもる(すずき まもる)・絵
1952年、東京都に生まれる。東京芸術大学中退。
『ぼくの鳥の巣絵日記』で講談社出版文化賞を受賞。
作品に『鳥の巣の本』など。鳥の巣研究者としても活躍中。
小社刊の絵本に、『かえっておいでアホウドリ』『りんごの おじさん』『つるのよめさま』がある。