だいだいだいすき

　／　たかくわこうじ石津ちひろ

石津ちひろのことば遊び絵本。かばの女の子の起きてから眠るまでの１日を描いた絵本です。おとうさん、おかあさん、幼稚園の先生から見た女の子の描写には、「だいすき」な気持ちがにじんでいます。読んでいると楽しく、ふんわりとあたたかな気持ちになる愛あふれる絵本です。

石津ちひろ文

1953年、愛媛県生まれ早稲田大学文学部仏文科卒業。
『なぞなぞのたび』(フレーベル館）でボローニャ国際児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞を受賞。『なぞなぞのみせ』（偕成社）など、翻訳絵本に「リサとガスパール」シリーズなどがある。

たかくわこうじ(高桑幸次)　絵

1971年、愛知県に生まれる。愛知県立芸術大学油画科卒業。保育園で造形教室の先生をして子どもたちと接しながら、児童書の挿絵や児童文学の紹介本、研究所等の挿絵を手がける。絵本に『くませんせいがねているうちに』(弊社刊)が、挿絵の仕事に『メリサンド姫　むてきの算数』(小峰書店)他がある。